2018.7.24 経営者モーニングセミナー講師:一関文化会議所 理事長 内田 政好 氏

テーマ:過ぎたるもの「建部清庵

講師プロフィール
1945年 一関市三関桜町生まれ
    東京の大学卒業後、埼玉で教員
1972年 岩手へUターン、県内の各高校に勤務
2006年 一関一高校長退職
2006年〜2014年 一関市教育委員
〜2015年 盛岡大学非常勤講師
〜2016年 修紅短大非常勤講師
2014年〜 NPO法人 一関文化会議所 理事長

講話内容
・清庵が過ぎたるものと評され讃えられる理由、その生涯と功績
・医師として地域への貢献「民間備考録」と「備荒草木図」を発刊
・門下生の育成(大槻玄沢他)と杉田玄白との文通による蘭学への貢献
・飢餓に備えての「四木一草」の勧め

受講者感想その1:コウミ観光産業(株)代表取締役 佐藤 奈保美
約束を違えれば己の幸を捨て他人の福を奪う「破約失福」の中で物理学的法則を違えれば、電気はつかない、機械は動かない、その自然の法則の中で生活している中、人の約束、きめごとに無頓着であっても同様であるばかりか相手の福を奪うと大変見につまされました。
内田先生による建部清庵の話、時の太鼓は徳川御三家に許された時の太鼓が一関にあった。
300年前田村町生まれ、父と同じ医師を目指していた。父ははりを使ったはれ物の名医で清庵んに何でも教えた。
何よりすばらしいのは、父より「常に病人に寄り添う考え方を学び、飢えたる民を見てなんとか救う方法はないかと、世のため人のための考えと、強い向学心と弟子を育てられた。
その生き方はまさしく倫理に通じています。一関にこれだけの偉人は杉田玄白とともに世に知らしめたいと感じました。内田先生がたくさんの方に広める活動をされている事に感銘しました。

受講者感想その2:(株)イーハトーブ東北 代表取締役 松本 数馬
あらためて清庵の功績とその取り組みの素晴らしさを理解することができた。
紙芝居という媒体を通じてそのストーリーや人物像をイメージしながら学べるのが良いと思った。