2018.5.1 経営者モーニングセミナー講師:一関市立一関図書館 副館長 伊藤 清彦 氏

テーマ:出版不況と図書館の役割

講師プロフィール
1954年 一関市東山町生まれ
1972年 一関第一高等学校卒業
1991年 有限会社さわや書店 入社
2008年 さわや書店 退社
2012年 一関市立大東図書館 館長
2013年 一関市立一関図書館 副館長 現職

講話内容
・出版不況と書店の未来
・図書館のこれからの役割
・その他、本にまつわる話

受講者感想その1:鈴木哲社会保険労務士事務所 鈴木 哲
普段本をほぼ読まない私ですが、コミックは大好きです。
今は、インターネットの海賊版が出回り、作家が食べて行けずに辞めてしまうということを知りました。
小さなことですが、好きな作家の作品は買い続けることにします。
また、朝食会の中で聞いた、本を取り巻く環境が変わってしまったことも驚きでした。
本を買う際に、ネットなどで気軽に買えるなど利用する側は便利になった。その裏で便利を支えるために販売店、問屋、物流が限界になってきているとの話を聞きました。
たった1冊の本を届けてくれるサービスのありがたさ、でもどうしたらいいものかと考えさせられました。

受講者感想その2:(有)げいび観光センター 常務取締役 佐々木 明和
本日は一地方の書店で会ったさわや書店を、全国的なヒット作を生み出す流行をつくる書店として有名にした、現一関図書館副館長伊藤清彦氏にお話しをいただき感銘を受けた。
本には読み方があり考えながら読む。自己啓発本ばかりではいけない。本から離れる等、金言をいただき、詠んでる本からその人の精神状態まで推察する伊藤さんに正にプロとしてのすごみを感じた。
もっと広く一関市民に読書の楽しさや読み方を伝える活動をしていただきたいと思う。