2011.8.9 モーニングセミナー 講師:社団法人倫理研究所 参与 戸田 徹男 氏

テーマ 「古くて新しい企業のあり方」
講師プロフィール
S20熊本市生まれ
月刊誌『新生』の編集長、法人局長、生涯局長、総務局長、製作局長を経て、2010年9月から参与
個人研究として登校拒否・引きこもり研究に関わっている
日本家庭教育学会常任理事
著書『喜動−実例に学ぶ17のポイント−』
共著『子が変わる』(いずれも新生書房刊)ほか
受講者感想その1(有)千代田美容室 佐藤 恒雄
「古くて新しい企業のあり方」戸田参与の講和です。
「三方良し」売り手良し、買い手良し、世間良しが日本古来の商売で正直で勤勉が長期的信頼を大事にしてきたのが、日本の商売の基本であり、200年以上続く全世界8千社のうち、第1位が日本で3千社、第2位がドイツで800社とのことです。
価値基準がお金中心となって勝ち組・負け組の2極化というのではなく、企業も人も安全・安心・信用を大事にして、この宝を子供たちに伝えて行きたいと思っております。
受講者感想その2 (有)エム・アイ・オー 米倉 幹雄
私どもの所属する某保険会社では今、お客様満足度日本一を目指そうとスローガンを掲げております。
顧客満足度調査では業界の同規模他社にくらべ、当社はランキングが低いようです。
「売り手良し」から「買い手良し」・・・業界再編の嵐が損保業界でも吹いてきているので、会社のトップも危機感を感じて、変化しなければ・・・と考えているようです。
しかし、自社のことだけで考えているようでは満足度トップにはなれないだろうなあと思います。
先日、ライバル他社が企画した保険販売手法を学ぶセミナーの案内状が来たので聞きに行ってきました。
そこで関心したのは、自社の発展だけを考えるのではなく、同業他社も一緒に保険販売を学び、共に資質アップして行こうという主催者の懐の深さです。
そこで学ばせてもらった講師の方は、セミナーを企画した側の保険会社の人ではなく、さらに別な保険会社の人でした。
こういう業界全体の発展のことを考えられる懐の深さのある会社は世の中に支持されていくんだろうなあと思います。
世間よし・・・講師の戸田先生が言っていた「三方良し」に通じるかなと思って例に出してみました。