2018.9.11 経営者モーニングセミナー講師:(一社)倫理研究所 名誉研究員 丸本 征雄 氏

テーマ:社長業、失敗と成功


講師プロフィール

昭和18年(1943年)生まれ、75歳、熊本県
昭和41年(1966年)社団法人倫理研究所入所。
国際部長、総務局長、生涯局長、教育局長(富士教育センター長)を歴任。
平成20年9月より参与、平成25年5月より名誉研究員。
倫理研究所中国事務所・初代所長。中国との日中倫理交流を推進して29年。
「地球倫理の森」創成・初代実行本部長。中国の沙漠緑化を推進して19年。

受講者感想その1:アマカフェ 餘目圭子

会社経営について失敗と成功の分かれ目とは気づいた時(ひらめいた時)その時が実行のグッドタイミングである このチャンスを逃がすと次第に条件が悪くなるからあらゆる機会をとらえ最後迄やりぬくこと、そこには確かな判断力(決断力)も養われ、又、人徳も得、平和な家庭も築かれる以上、これは人生を切り開くための条件であり仕事にもあてはまります 出来ない難しいと思う前に一歩でも近づきたいと思うのです。

受講者感想その2:㈱ネット保険ショップ 営業 米倉 幹雄

丸本講師は社長がやるべき仕事は「判断と決断」と言っておられましたが、まさしくそういうことなんだなと思いました。
いかに状況が読めて的確な判断ができるかは、心が乱れていては出来ないことだなと思います。夫婦円満、親孝行ができていてこそおだやかな心が保てるんだなと確認。
気づいたらすぐに行動するべき。とかく気づ いてながら心配性やなまけ心が顔を出したりする人が多い。私のことだなと思いました。
アンテナが電波をキャッチするためには、アンテナはクリーン(すなお)でなければ受信できない。そして気づいた時がベストタイミングである。
丸本講師の砂漠緑化プロジェクトのエピソードは印象深く残りました。
30年近く前に遠山教授という方を中心に、日本で先駆けて取り組んでいた「砂漠緑化プロジェクト」に丸本講師は感化を受けて、個人で緑化隊に参加し現地に行かれました。
そしてその体験をもとに、倫理研究所としてもこの運動に取り組んでみてはいかがかと研究所に打診したが、最初は受け入れてもらえなかった。しかしあきらめずにいて、時が来た時に別な方が現地に行か れて「これはいい」となり、倫理運動の中の重要なプロジェクトになっていった。そんなエピソードをあらためて聞き、気づいたことは行動し、さらにあきらめなければ協力者が現れ最後は成就するんだと学びました。
これからはあらゆる産業でAIが役割を果たす時代が来る。しかしそれでも最後に残るのは人間の勘であると語られていましたが、勘がちゃんと働くためにも「すなお」さが大事であり、そのためにも朝起き、挨拶、掃除の実践はやらなければと思わされた本日の講話でした。