2017.1.24経営者モーニングセミナー講師:いわて さとう農園 園主 佐藤 勧 氏


テーマ:「世界に一つだけのオンリーワンをお届けします」
講師プロフィール
一関市花泉町出身。
一関工業高校卒業後、関東自動車工業(株)現トヨタ
東日本へ入社。
バブルはじけ希望退社後、自動車整備の道へ。
現ホンダカーズ奥州にて13年メカニックをし農業の
可能性にひかれ2009年就農。
オリジナルブランド『Succhan Farm』(スッチャンファーム)を
立ち上げ地元より展開中。
受講者感想その1:株式会社 高橋屋 代表取締役 高橋市郎兵衛
今朝は久しぶりに6時からの倫理法人会のモーニングセミナーに出席してきました。今日の講話者が自分の経営理念を紹介してくれました。「私たちは自然の恵み・お客様・支えてくれるすべての人に感謝と共に世界にひとつだけのオンリーワンをお届けします」というものです。花泉町老松で農業をしている「さとう農園の佐藤勤(すすむ)」さんが今朝の講話者でした。普通の農家です。会社でも法人でもありません。でも愛情を込めて自分の作物を作っています。そして経営理念も作っているのです。先日の岩手日日にも紹介記事が載ったので聞いたことがあるかも知れません。トマトを初めとしてナスや和牛の飼育も行って います。稲作も行っています。従業員は家族が4人、パートが1人。売上高は1000万円だそうです。一関工業高校時代は勉強が嫌いで通信簿はほとんど「2」。卒業後関東自動車に入社、バブル崩壊と共に地元に戻り自動車整備専門学校へ入学、その後一関のホンダカーズ店で整備士として13年勤務。農業の現状を知る機会が有り、岩手大学のいわてアグリフロンティア・スクールに入学して刺激を受け就農を決意。実家が農家だったので元々行っていたナスの栽培を始める。いわて青年起業家塾の第1期生に参加したのが転機となり、今ではいろんなイベントにも参加して自分を成長させている人です。15年後の夢もきちんと持っていて楽しそうに今の仕事を、農業の素晴らしさを話してくれました。その中で紹介されたの が経営理念です。会社組織でも経営理念のない会社は沢山ありますが、個人の農家で「経営理念」を持っていることにおどろきました。と同時に自分の人生や仕事に対する使命や目的を明確にしているのだと伝わって来ました。世の中にはいろんな人がいます。それぞれが自分の人生を精一杯生きています。そういう人の話を聞いて刺激を受け、私自身もまた精一杯生きていこうと想いを新たにしました。