2016.1.19 藤沢ラズベリーファーム(有)企画営業部 大木 麻衣子 氏

テーマ「農業が好き〜農業を通しての幸せ〜」

講師プロフィール
1973年生まれ
宮崎県で生まれ、その後千葉、東京で育つ。
小学生の頃から生物や植物に興味を持ち、東京理化大学、東京大学大学院で微生物学、植物分子生理学を学ぶ。
母親が1999年に開業した有機農園を姉弟で経営。
自身は子連れで2008年岩手へ移住し、以来有機農業に携わる。

受講者感想その1:世嬉の一酒造(株)専務取締役 佐藤 紘子
今朝の大雪の中を頑張って出席した方々に今日は大木さんの驚くべき御講話でした。土や自然との関りの中で沢山のことを学びながら、この一関の地を好きと言って下さり嬉しいことでした。いつも専任幹事の企画・人選に感謝でいっぱいです。
東大で農学生命科学を学ばれたとのこと、自然に感動しながら農業に携わっておられるとのこと、理想の生活に見えました。人々が自然への感動があったなら環境汚染は無いと思います。
どうぞ多くの方々に大木さんの感動を伝えてほしいと思いました。
素晴らしいM.S.をありがとうございました。

受講者感想その2:一関郵便局 局長 菅原 弘明
 今朝のテーマは藤沢ラズベリーファーム(有)の大木麻衣子さんによる「農業が好き〜農業を通しての幸せ〜」でした。足元の悪い中、早朝からの御講話ありがとうございました。
 我が家の本業、元々は米農家。私の職業人生、残すところあと一年。
「定年退職したら、今の仕事からきっぱり足を洗って、農業に専念する。」というのが私の夢でした。
 妻から「農業は赤字ばかりで食べていけないから、仕事を世話していただける間はサラリーマンの人生を選択するのが賢明」と諭され、農業への専念はもう少し先と考えている私。
 今日のお話を聞いて改めて農業の素晴らしさに気づかされ、勇気づけられたところです。農業に憧れ実際に飛び込んできた大木さんには心から敬意と拍手を贈りたいと思います。
 自給自足でお金をかけないで心豊かに生きる。それが最高の贅沢であり、これを可能にするのが唯一農業だとずうっと考えていました。しかし、現実には、・・・・です。
 TPPで国内の米、野菜、肉がすべて外国産に変わるかもしれない、先行きの見えない農業。
そんな状況の中で着実に歩みを進める大木さんからの我々へのメッセージは「何事にも前向きに」、「常にチャレンジ」、「家族みんなで」、「今を精一杯に」、「諦めないで」、「地域の人々とともに」ということだったと自分なりに整理させていただきました。
まだまだ聞きたいことはありますが、それはまた次の機会に。