2015.3.24 モーニングセミナー講師:菅原 正行 相談役、鈴木 哲 専任幹事、佐藤 友秀 研修委員長

テーマ:富士研体験報告

写真上から
研修委員長 佐藤 友秀 氏
専任幹事 鈴木 哲 氏
相談役 菅原 正行 氏



















受講者感想その1:株式会社高橋屋 高橋市郎兵衛
きょうは3名の仲間が富士研の体験談を発表してくれました。
・佐藤友秀氏 富士研の研修センターでの一番の「体に残った」思い出は、滝業でした。チャレンジコースを選んだからです。初日は練習でしたが、ふんどしで一丁で水をかぶりました。水をゆっくりがぶるのは辛かったです。2日目はいよいよ本番、滝に向かいました。外は風が冷たかったです。勢いで滝に入ってはいけない、という教官の指導でしたが、その教官が大きな声を出して勢いをつけていました。滝業は勢いだと感じました。参加人数が少なく通常は1分位の所、5分ぐらい滝に打たれました。滝に打たれた時に誰かの顔が浮かぶといわれていましたが、自分の場合は息子の笑顔が出てきました。息子の健康を祈りました。午後は玉砂利の上に正座をする修行でした。朝は寒い思いをして午後は体が痛くなる体験をしました。今回、自分の参加目標は「変えるところと変えないところを見つける」ですが、「妻の言葉を否定的にならず、肯定的に聞く」ことを手に入れました。「苦しいときほど成長している」ことを実感出来ました。
・鈴木哲氏 2回目の体験です。短歌に託して発表されました。数歌紹介します。「あの方にお誘いを受け諦めて高々と挙手はい喜んで」「乗り込むとバスにいつもの面々がいくぞ富士へと笑顔で迎える」「今年こそ滝に挑むと乗り込んで練習したよちっちゃな強がり」「風呂おけに貯めてはかぶるソロソロと躊躇するはずこれは水なり」「逆らうな水の力を受け入れろされば苦はなくスコーンと行ける」「母さんの思い出さがしするのだがいつも小言で感謝ができず」「揃わぬと何度も挨拶繰り返し声を張り上げ心ひとつに」「待っていた早る気持ちで乾杯しスッと飲み干す至福のうまさ」「耐え忍び連なる人々その先で放物描きホッと和らぐ」「てっちゃんよバッチがほしいな来年も一緒に来ようよまた誘われた」「離れても届く励ましありがたい今朝もみんなに笑顔で感謝」
・菅原正行氏 2回目の参加です。去年のやり残し、「笑顔」で100点が取れなかった。今年再挑戦しましたが、やっぱり100点取れずにやり残してしまいました。来年再チャレンジします。「挨拶実習」は動体視力が落ちているのか、7人グループでのタイミングがなかなか上手くいかなかったが、何とか合格をもらった時は感激して涙が出ました。気持ちを一つにすることが大事だと再認識です。手紙を書く自習があったのですが、自分で自分に手紙を書きました。家に戻って自分宛の手紙を読んで思いを新たにしました。
3名の方の感想はつらくもやりきったという思いが伝わる素晴らしいお話でした。

受講者感想その2:世嬉の一酒造(株)会長 佐藤 晄僖
本日は富士研修の体験報告の三人の会員のお話でした。
1、純情(すなお)に学ぼうとするお人柄ゆえか、明るく楽しむ受講スタンス
2、共にいる仲間が厳しい体験も乗り越える力となったとの話
佐藤友秀研修委員長は往路のバス事故処理でのお世話役のこと、滝行の体験など、淡々とした話の中に信頼されまたしっかり取り組まれたことを感じます。
鈴木哲専任幹事は昨年に続き一連の16首の短歌で研修の経過を説明しました。お人柄らしく楽しくあたたかな報告です。
原正行相談役は明確な目標を建てて研修に取り組まれたのに敬服しました。自分の班の挨拶実習が合格しないのは自分一人の責任と眠れぬほど落ち込んだことは意外に思われましたが、それだけ純情にまた真剣に参加されたと感じます。