2015.10.27 三竹生コンクリート(株)代表取締役 村山 雄司 氏

テーマ「小さな会社のブランド戦略〜マイナス6億円からの再生〜」
講師プロフィール
祖父が創業し、日本一の竹屋ともいわれた三栄竹材工業(株)の三代目として昭和29年1月、愛知県豊田市に生まれる。
関連会社である三竹生コンクリート(株)の工場長であった平成14年10月、父親から事業継承。
両社合わせて6億円もの借入と累積赤字で、金融機関からは廃業まで取り沙汰されたが、小口の顧客や15名の従業員を大切にする経営に取り組み、経営改善5カ年計画を3年半で終了。
優良企業事例として、廃業を迫った金融機関から講演を依頼されるまでに再生させた。

東日本大震災後には、宮城県石巻市生コン会社に中型生コン車1台を送り届けた。
また、《被災地の子どもたちに笑顔と絵本を贈るプロジェクト》として岩手県から福島県まで太平洋沿岸の被災地にある34図書館に1,020冊を超える絵本を贈り届ける活動を続けてきた。
現在、福島第一原子力発電所事故の影響で避難生活を続ける子供たちに絵本を届ける準備のため、東北のまちを足繁く訪れている。

一関市とは、戦後50周年花火大会の手筒花火奉納からおつきあいが続いている。

受講者感想:一関郵便局 局長 菅原 弘明
今朝のテーマは。三竹生コンクリート(株)代表取締役の村山雄司さんによる「小さな会社のブランド戦略〜マイナス6億円からのスタート」でした。
昨夜のナイトセミナーの続編で、組織の責任者として学ぶところが多く、大変興味深く聞かせていただきました。
「自分の考えやあるべき姿を、道筋をつけて相手にきちんと伝える力」これが経営者の能力とのお話には全くその通りであり、自分自身はどうなのか、どのようにして磨いていくのか、今後しっかり考えていきたいと思います。
会社を立て直したキーワードは、「現実直視」「逃げない」「考える」「実践」「諦めない」「やさしさと思いやり」「環境への順応」等々たくさんあったように思います。
これらのことを頭に入れながら、自分に出来ていないこところを少しずつ着実に補強しながら、、また明日から頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。