2015.7.14 モーニングセミナー講師:(株)アースコーポレーション 代表取締役 菊地 利正 氏

テーマ「わが人生4勝6敗」
講師プロフィール
1958年 一関市藤沢町生まれ
学歴
1978年 岩手県立農業短期大学校 農業課園芸課程卒業
2015年 岩手大学(アグリフロンティアスクール)終了
職歴
1978年 岩手県藤沢町農業協同組合入組 営農指導担当
1995年 3セク(株)いわて藤沢入社(農業指導と流通担当営業本部長)
1999年 (株)アースコーポレーション設立・代表取締役
     同社は全国の生産者と「共に作り・共に売る」をミッションとする独自の運営で
     ある「共業生産」に取り組む。
     沖縄から北海道まで、全国100箇所以上の農業産地と共業生産に取り組む。
     青森・岩手県内量販店内で「産直店」を17店舗営業中。
2014年 6次産業化プランナーとして活動(中央サポートセンター所属)

受講者感想その1:トーバン印刷(株)代表取締役 菅原 正行
農業については全くの門外漢、すべての話が新鮮でした。
私たち消費者の常識、これも甚だ疑わしいことがわかった。
産直の農産物はすべて安全か?そうではない、むしろ危険だ!
衛生管理、無登録農薬、残量基準超過等々、いろいろ問題点を指摘していただいた。
「なるほど!なるほど合点だ!」皆そういう顔つきで聞いていた。
有機肥料が絶対というわけではない、むしろ化学肥料の方が安全な場合が多いのだという話など大変参考になった。
中でも木酢液の例えは、本当は実際には一番使用上は危険性が高いので、天然、自然というだけで信じ込むのは大変危険なのだ等々大変興味深く聞きました。
要は化学肥料、有機肥料それぞれにプラス・マイナスはある。使用を判断するは、いずれの収穫物も食べる、食べないは消費者の常識、良識だと思う。

受講者感想その2:世嬉の一酒造(株)会長 佐藤 晄僖
本日の講師(株)アースコーポレーションの菊地利正社長の活動、農産物を「共に作り共に売る」仕事は以前から存じ上げておりました。が、今朝セミナーでそのバックボーンとしての考えや取り組む姿勢を伺って感銘を受けました。
又、生鮮食品で一般的に言われていることの危うさについても勉強になりました。
無農薬野菜は絶対に良いか、有機肥料だから安心か、朝採り野菜は何でも美味しいか等々、一般に言われている事の危うさの指摘は皆さん目からうろこだったようです。
第二弾の話も伺いたいとの声も何人の方からも聞かれました。
菊地社長は学生時代は勉強も全くしない人間だったと言っておられますが、こと仕事に関してはプロに徹しておられると感じました。