テーマ:「倫理指導と実践」
講師プロフィール
愛媛県出身 奥州市在住
平成20・21年度 岩手県倫理法人会ＭＳ副委員長
平成22・23・24年度 岩手県倫理法人会朝礼副委員長
平成25・26年度 岩手県倫理法人会ＭＳ委員長
平成27年度 岩手県倫理法人会ＭＳ副委員長
平成28・29年度 岩手県倫理法人会朝礼委員長
受講者感想その1:(株）ネット保険ショップ 米倉 幹雄
本日の講話は仲口氏の親子関係に関する倫理体験のお話しでした。
仲口氏はご自分の息子さんのことで悩みを抱えていました。そのことで最初は葛藤しながらも息子のために覚悟を決め倫理指導を受け、受けた内容を実践されました。
その指導とは、こんな内容でした。仲口氏自身、10代のころいろいろ悪いことをして親に心配かけたことがあるのではないのか。それを今から親のところに出向きちゃんと詫びなさい。というものでした。
葛藤しながらも、岩手から実家の愛媛に行き、昔の自分の親不孝を両親に詫びました。
いきなり現れた息子に最初ビックリした両親でしたが、事情を知り、そして詫びる息子に父親はこう言ったそうです。「迷惑なんて思ったことなんかない。いろんなことやらかした人間のほうが将来楽しみと思ってた。」と。
そして更に「俺のハンコでよかったらいくらでもついてやる」と。どうやら父親は、息子の本当の目的は借金の保障人印をもらいに来たと勘違いしていたらしいとのことでした。
そんな父親の大きさ、ありがたさ、懐の深さに触れて、仲口氏は涙が止まらなかったと言います。
倫理に出会わなかったら、こんな体験は味わうことはなかったであろうこと。そして、今では息子に対しても広い心で見れるようになり、あまり心配しなくなったとのことでした。
自分も過去に問題を抱える娘のことで悩んだ時期があり、人ごととは思えず聞いておりました。子供の問題は子供だけの問題ではなく、結局は親自身の問題の反映であるのを共感した本日の講話でした。
