【テーマ】「語り継ぎたい人ばかり!(恩情に包まれて)」
【プロフィール】
昭和24年12月岩手県大船渡市盛町で生まれる
昭和30年11月大型トラックにひかれて両脚を切断(5歳11ヶ月)
昭和32年 4月一学年遅れて大船渡市立盛小学校に入学
〜昭和44年3月高等部卒業
昭和44年 4月福祉団体学費援助・電子計算機技術訓練(東京)
昭和45年 4月コンピュータプログラマーとして就職(東京)
昭和56年 1月㈱岩手電子計算センター(ICS)にUターン就職
平成15年11月全国障害者スポーツ大会(静岡大会)水泳2種目優勝
平成18年12月社会福祉施設(盛岡市)の職員となり現在に至る
平成29年11月車イスパラグライダーの単独飛行に成功
仕事のかたわら チェアスキー シッティングバレーボール
水泳高飛び込み 遠泳 スキューバダイビング スカイダイビング
パラグライダー などに 挑戦
【講話内容】5歳の時に交通事故で両足を失った私は、昭和32年、一学年遅れて大船渡市立
盛小学校に入学した。七百数十名の生徒の中で一人だけ木造校舎を手で這って移動する生徒
がいた。両親や先生方は固唾を飲みながら見守っていた。しかし、校舎もどこも段差だらけなの
に、そこには大いなるバリアフリーが広がっていた。やがて、東北で初めての養護学校に転校し
時を経ると、次第に現実の社会が牙をむき出してきた。だが、そこにも多くの恩人が
待ち受けていたのです。